2020年12月26日

雨にも負けず

雨にも負ける
風にも負ける
雪にも夏の暑さにも堪える
ひ弱なからだを持ち
欲に塗れ
すぐに瞋かり
何時も小煩く罵っている

一日にジャンクフードと
甘味飲料と多くの肉を食べ
あらゆる事を自分を勘定に入れて
良く見聞きせず
そしてすぐに忘れる

都会の喧騒の中の
大きな背の高いビルのペントハウスにいて
東に病気の子供があれば見て見ぬ振りをし
西に疲れた母があればもっと働けと言い
南に死にそうな人あれば 自業自得だと罵る
北に喧嘩や訴訟があれば いいぞいいぞと嗾ける

日照りのときは知ったことかと嘲笑い
寒さの夏はノシノシ歩き
皆に褒めそやされる
持ち上げられ、苦々しく思われ
そういう者に
私はなりたくない


宮澤賢治の「雨にも負けず」を全部否定で書き直してみたら
結局は、賢治先生のいうところの“そういう人”が見えてくるから面白い。

毎日ポジティブでいられない日もある。
だけど
闇の中にいるような日にも光が射す瞬間はある。
2020年は誰にとっても先の見えない日々があったと思います。
来年、どんな年になるでしょうか?
皆様にとって、私の一年も、新しい年が輝かしい一年となりますように。

どうぞどうぞ、良いお年をお迎えください。

以下、賢治先生の原文もせっかくなので。。

雨ニモマケズ
風ニモマケズ
雪ニモ夏ノ暑サニモマケヌ
丈夫ナカラダヲモチ
慾ハナク
決シテ瞋ラズ
イツモシヅカニワラッテヰル

一日ニ玄米四合ト
味噌ト少シノ野菜ヲタベ
アラユルコトヲ
ジブンヲカンジョウニ入レズニ
ヨクミキキシワカリ
ソシテワスレズ

野原ノ松ノ林ノ蔭ノ
小サナ萓ブキノ小屋ニヰテ
東ニ病気ノコドモアレバ
行ッテ看病シテヤリ
西ニツカレタ母アレバ
行ッテソノ稲ノ朿ヲ負ヒ
南ニ死ニサウナ人アレバ
行ッテコハガラナクテモイヽトイヒ
北ニケンクヮヤソショウガアレバ
ツマラナイカラヤメロトイヒ

ヒドリノトキハナミダヲナガシ
サムサノナツハオロオロアルキ
ミンナニデクノボートヨバレ
ホメラレモセズ
クニモサレズ
サウイフモノニ
ワタシハナリタイ




posted by フリッカの友 at 10:01| Comment(0) | 日記
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