2018年07月19日

暑中の問わず語り。

記録的な猛暑が続く毎日です。
口を開けば定型句のように「暑いですね〜。」ばかりになって
しまうこの季節。
たまにしか更新されないこのブログ。少しでも涼やかに
過ごせるように、今日は夏の読書感想文など
ほんのひと時おつきあいくださいませ。
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いい本に出会えると、読み始めすぐにそのお話の中へと没頭できる。
「いい本」とは主観的な言い回しなので、他者が「いい本」と
認めるかどうかはつゆ知らずですが、最近出会ったこちらの2作品。
上から、「モンテレッジォ 小さな村の 旅する本屋の物語」
こちらは、イタリアにある小さな小さな村、モンテレッジォには古くから
本を担いで行商をする人々がいた。という軌跡を著者が知ることから始まる
本屋の原点を辿るドキュメント作品。
貧しさ故の本の行商と思うなかれ、
19世紀イタリア。激動の時代の中で人里離れた貧しい村にも
国を変えたいと本気で願い、熱い思いを抱いて山を下り本を売る人々がいた。
これは本を通して時代を作ったロマンあふれるお話だと、
フツフツと熱いものを感じられる作品でした。
そして、2作目。
フランス文学者の鹿島茂氏の著書「文学的パリガイド」
こちらも、18世紀末〜20世紀初頭にかけてのパリを、
当時のフランス文学 巨匠達の作品から読み解くパリガイド。
こちらもまたフランス革命から第二帝政時代へ向かう激動の時代、
パリがどのように変化し現在の姿へと変貌したかを見る
一つの歴史書です。文学から見るので、小粋なリズム感で
書かれていて、非常に読みやすく、当時のパリへとタイムスリップ
したような気持ちになれる一冊です。
個人的には懐かしいような風景が描かれていてノスタルジックな
気分にもなりました。

読書は秋と申しますが、私は昔から暑くて茹だるような夏の午後こそ
なぜだか本が読みたくなります。
夏は刹那的な時を感じるものです。だからこそ物語の中へと入り込み、
ほんのひと時、現実逃避してみたくなるのかも。。

7月もまだ半ばです。厳しい暑さが続きます。
みなさまお身体ご自愛下さい。


posted by フリッカの友 at 11:54| Comment(0) | 日記
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